民主主義をもとめる僧侶・学生に催涙弾・武力弾圧

2007.09.26 Wednesday

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    軍事独裁が続くミャンマーで、民主化をもとめる10万人の僧侶・学生・市民に対して、軍隊が武力で弾圧に乗り出した。

    ミャンマー(旧ビルマの地図)

    実は日本にはミャンマー人が数多く出稼ぎにきている。
    私が学生時代にバイトしたラーメン屋でも、ミャンマー人が2人働いていた。
    彼らは言っていた。政治家・警察・軍隊が腐敗しており、ワイロを渡さないと何もできないと。

    かねてよりミャンマーでの民主化運動に対する弾圧や指導者の自宅軟禁は国際問題になっていた。
    だが、市民の怒りと我慢が爆発し、大規模なデモ行動が連日おこなわれ緊迫した情勢がつづいていた。

    そして、今回の軍事弾圧。許せない。

    【この間の政治的出来事】
    (1)1988年、全国的な民主化要求デモにより26年間続いた政権が崩壊したが、国軍がデモを鎮圧するとともに国家法秩序回復評議会(SLORC)を組織し政権を掌握した(1997年、SLORC は国家平和開発評議会(SPDC)に改組)。

    (2)1990年には総選挙が実施され、アウン・サン・スー・チー女史率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝したものの、政府は民政移管のためには堅固な憲法が必要であるとして政権移譲を行わなかった。
     総選挙以降、現在に至るまで、政府側がスー・チー女史に自宅軟禁措置を課す一方で、同女史は政府を激しく非難するなど、両者の対立が続いてきた。2003年5月には、スー・チー女史は政府当局に拘束され、同年9月以降、3回目の自宅軟禁下に置かれている。

    (3)2003年8月、キン・ニュン首相(当時)が民主化に向けた7段階の「ロードマップ」を発表し、その第一段階として、憲法の基本原則を決定するため国民会議を開催する旨表明した。同年5月、国民会議が約8年ぶりに再開され、継続的に審議が行われている。

    (4)2004年10月、キン・ニュン首相が更迭され、ソー・ウインSPDC第一書記が首相に就任。

    (5)2005年7月、ニャン・ウイン外相は、ASEAN外相会議(於:ラオス)の際、現在進行中の国民和解と民主化のプロセスに集中したいため、2006年のASEAN議長国就任を見送る旨発表。

    (6)2005年11月7日、ミャンマー政府は、首都機能をヤンゴンからピンマナ県(ヤンゴン市の北方約300キロメートル)に移転する旨発表。2006年3月頃までに政府機関は概ね移転を終了し、移転先はネーピードー市と命名された。





    (関連報道)
    ミャンマー軍事政権、デモに実力行使・僧侶ら300人拘束
     ミャンマー軍事政権に抗議する僧侶、市民らの大規模デモが続く最大都市のヤンゴンで26日午後、市内2カ所で兵士や機動隊が僧侶らを殴打するとともに、催涙ガス弾を発射、300人以上を拘束した。威嚇発砲も続けており、ロイター通信は、デモ参加者1人が死亡、5人がけがをしたとの病院関係者の情報を伝えた。当局の実力行使に反発した僧侶・市民らは9日間連続となる抗議デモを敢行した。

     現地からの情報によると、軍事政権当局は現地時間午後3時(日本時間同5時半)までに、ヤンゴン市内で僧侶200人以上、市民ら150人以上を拘束したもよう。これを受けて午後3時半から市中心部で再開されたデモ行進は、僧侶5000人を含む約5万人規模に拡大している。

     目撃者によると、同日正午前にデモの開始予定地であるヤンゴン市内の仏塔寺院シュエダゴン・パゴダ東門に約1000人の僧侶が集合。周囲には市民や学生ら約1500人が加わった。正午過ぎ、現場に控えていた機動隊員らが警棒を使って僧侶らを殴打したほか、トラック数台で連行した。




    デモに催涙ガス、僧侶ら4人死亡の情報 ミャンマー情勢
    2007年09月26日21時58分

     僧侶や市民らによる大規模な反政府デモが続くミャンマー(ビルマ)で26日、最大都市ヤンゴンであったデモの参加者に軍事政権当局が暴行を加え、威嚇発砲や催涙ガスの発射を繰り返した。AFP通信によると、少なくとも僧侶3人を含む4人が死亡した。また、約200人が拘束され、負傷者も多数出た模様だ。一連のデモを静観してきた軍政が実力行使に乗り出したことで、ミャンマー情勢は一気に緊迫の度を増している。

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    ヤンゴンで26日、治安部隊との衝突後、壊れたオートバイの脇を走り去る僧侶や市民ら=AP

     僧侶らはデモを続行する意向とされ、軍政側の出方しだいでは混乱がさらに広がる可能性がある。

     実力行使に国際社会の批判は高まっており、ブラウン英首相は26日、国連安全保障理事会の開催を呼びかけた。安保理議長国のフランスは同日午後、緊急会合を招集する方向で調整している。

     目撃者によると、デモの集結地点の一つであるシュエダゴン・パゴダ(仏塔)に集まった僧侶や市民ら約千人に対し、治安当局がデモを中止するよう要請。僧侶らが拒否すると、警察官が警棒で僧侶らを激しく殴打したうえ、トラックに乗せて連れ去った。

     それでも群衆が去らずにいると、治安当局は空に向けて威嚇発砲し、催涙ガスを放った。僧侶や市民らはその後、その場を離れて抗議のデモを決行。これに他の僧侶や市民らも合流し、デモは数万人規模に膨れ上がった。

     軍政側は市内の主要な施設や道路を封鎖し、デモ隊に向けて威嚇発砲や催涙ガスの発射を繰り返したが、デモ隊は分散と合流を繰り返しながら夕方までデモを続けた。沿道の市民らもデモをする僧侶らを手をたたいて激励し、治安部隊には非難の声を浴びせた。

     燃料費の値上げを機に先月中旬に始まったデモは、僧侶らを中心に次第に拡大。ヤンゴンでは今月18日から大規模デモが続き、24、25日には10万人規模に達した。軍政は24日、デモを「違法行為」として参加しないよう強く警告したが、デモは25日もそれを無視する形で行われた。

     このため、軍政は25日夜にヤンゴンと第2の都市マンダレーに夜間外出禁止令を出し、5人以上の集会の禁止も改めて命令。また、同日夜から市内各地に武装した治安部隊を配置し、26日のデモに備えてきた。




     日本の外務省は26日、ミャンマー全土に対する危険情報について、前日までの「十分注意(レベル1)」から「渡航の是非検討(レベル2)」に引き上げた。治安当局とデモ隊との衝突が起きるなど治安状況が著しく悪化していると判断したためとしている。

     外務省の調べでは、ミャンマーの在留邦人は25日現在、計615人。ヤンゴンの日本人学校には、幼稚部から中学部まで児童・生徒60人と教職員10人が通う。同校は25日午前で授業を終え、午後は休校したという。

    [ヤンゴン 27日 ロイター] ミャンマー軍事政権の治安部隊は27日未明、国内数カ所の寺院を急襲し、反政府デモを主導した僧侶数百人を拘束した。目撃者によると、最大の都市ヤンゴンでは、2カ所の寺院で少なくとも200人の僧侶が逮捕された。

     ミャンマー北東部でもヤンキン郡の寺院で最大500人、南オカラッパ郡の寺院で150人が拘束されたという。

     ミャンマーでは過去20年で最大規模の反政府デモが続いており、軍事政権は26日、数万人の群集に対し威嚇射撃や催涙ガスなどを用いて鎮圧に乗り出していた。



    デモに私服兵士潜入、主導者みつけ拘束…ミャンマー軍政

    反政府デモに対する軍事政権の武力弾圧が続くミャンマーで、軍政が、私服の兵士や警察官らをデモに潜り込ませ、主導者の僧侶や市民を特定した上で拘束していることが28日、わかった。

     軍政に近い消息筋が明らかにした。

     軍政は、武力行使2日目の27日から、事前に主導者の動きを封じる「先制攻撃」を展開し、すでに僧侶や市民計2000人以上を拘束。28日もデモが予定されているが、僧侶はすでに主力から外れつつあり、軍政は大量拘束によりデモを数日以内に収束させようと狙っているとみられる。

     消息筋によると、軍政は27日未明に最大都市ヤンゴンの僧院8か所以上を襲撃し、僧侶を大量拘束。これらの僧院は、デモを主導する僧侶らが所属していたとされ、市内にある他の比較的大きな僧院も治安部隊に包囲され、多数の僧侶は身動きがとれなくなった。


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